こんにちは、小・中学生のためのオンラインプログラミングサービス「HomoLudens」代表のナオキです。
今回は、Scratchの始め方や基本的な操作方法について紹介します。
そもそもScratchってなに?
Scratchは、マサチューセッツ工科大学(MIT)で開発された無料のプログラミング学習ツールです。
公式サイトによると登録ユーザーは全世界に約6400万人おり、日本にも約70万のユーザーがいるなど、現在とても注目されています(2020年12月時点)。
Scratchは、いわゆる黒い画面に英語のコマンドを打っていくようなことをする必要はありません。
ドラッグ&ドロップで日本語の文を組み立てていくようにプログラミングをしていくので、視覚的に直感的に仕組みを理解することができます。
早速Scratchを始めよう!
アカウントを登録する
Scratchを利用すること自体はアカウントを登録しなくてもできるのですが、データをクラウド上に保存することや、他の人の作品を使わせてもらう「リミックス」が出来なかったりします。
ですので、最初はアカウントなしでの利用でも問題ないのですが、継続していくのであればアカウントを作ることをお勧めします。
アカウントを作成するには、まずScratchの公式サイトに行きます。
画面の右上に「Scratchに参加しよう」というボタンがあるので、クリックします。
その後は、画面の指示に従ってユーザー名、パスワード、メールアドレスなど必要な情報を入力します。
入力が完了すると、登録したメールアドレスに確認のメールが届くので確認してください。
以上でアカウント登録が完了します。次は、Scratchの使い方を見てみましょう。
Scratchの使い方
他の人の作品を見る
Scratchでは、たくさんの登録ユーザーが公開している作品を見ることが出来ます。アニメーションやゲーム、音楽など、とてもクオリティが高くて面白い作品がたくさんあるので、覗いてみると面白いですよ!
作品のページへは、Scratchのトップページにある画面上の「見る」のボタンから行くことが出来ます。
また、作品のプロジェクトページの「中を見る」ボタンを押すことで、その作品のコードを見ることが出来ますので、どうやって構成しているか気になる作品があったらぜひコードを見て、自分の作品の参考にしてみてください。
作品を作る
作品を作るには、Scratchのトップページにある画面上の「作る」ボタンを押して、エディター画面に行きます。
エディター画面は、次のような画面になっています。
画面の説明
画面の左上
- Scratchのロゴ
- 地球マーク(言語選択)
- ファイル(保存、読み込み)
- 編集(削除の取り消しなど)
- チュートリアル
- コードタブ(コードを作成)
- コスチューム(見た目の編集)
- 音(音の編集)
画面の左から中央
- ブロックのカテゴリー(動き、見た目など)
- 色々なブロック(〇歩動かすなど)
- コード領域(ブロックを置くところ)
画面の右
- プログラムの実行画面
- スプライト(プログラムで使用するキャラクター)
- ステージ(背景)
- スプライトを選択するボタン
- ステージを選択するボタン
次に実際に動かしてみよう!
今回は、シンプルに猫のキャラクターを100歩動かしてみよう。
まずは、「作る」ボタンから先ほどのエディター画面に行きます。
画面左にある「〇歩動かす」(デフォルトでは10)を、中央のエリアにドラッグします。
「〇」の部分を100(半角数字)に書き換えて、ブロックをクリック!!猫が動きました!!!
このように、したい動作のブロックを中央にドラッグすることで、キャラクターにその動作をさせることが出来ます。
今回は、Scratchの始め方、そして基本の使い方についてみていきました。これを機に、ぜひScratchを始めて遊んでみてください!!
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